COLUMN
コラム
住宅性能について（UA値編）
2025.06.12
家の性能
弊社に相談に来られる方のほとんどが住宅性能にこだわりたいという方です。
そんな中 皆様UA値はこれぐらいは欲しいと言われます。
そんな皆様が気にしてるＵＡ値について
住宅性能を考えたときにでてくるUA値
という数値
※ＵＡ値のほかにＱ値やＣ値という数値もあります。
Q値についてはこちら
C値についてはこちら
一般的に断熱等級等の基準にされているのが
UA値
という数値
UA値は家の外皮（壁や窓）がどれだけ熱が逃げるのか？
という数値になります。
外皮部分（壁や窓）の１㎡あたりの熱の逃げやすさを表した数値。
数値が低ければ低い方が逃げる熱の量が少ない＝断熱性能が高い
という事になります。
このUA値の特徴で、熱の逃げる量を計算するときに、
換気の熱損失を計算に入れない事
が挙げられます
Q値は換気での熱損失や
単純な外皮面での計るUA値の方が客観的な評価がしやすい
という理由でUA値に切り替わっているらしいですが。。。
実際の生活では２４時間換気で換気をしていますし、
日射の影響や通風など快適性に関わる要素は断熱性能だけではありません。
いくらＵＡ値が高くても全然快適じゃない。なんてこともあり得ます
数値はもちろん大切。
でも数値だけ良ければ快適なのか？
というとそういうわけではありません。
本当に快適性は断熱性能はもちろん、
気密性能、
日射や通風のコントロール
空調計画
など様々な事が関わってきます。
見せかけの数値だけじゃない、本当に快適な家には種も仕掛けも理屈もあるんです。
せっかくのマイホーム
追い求めた数値を生かすためには入念な計画が必要不可欠なんです。
